中田埋め立て地見学を行いました。

  7月16日(木)今津校区大原にある中田埋立場見学を28名の参加で実施しました。中田埋立場という有名な大きな施設がありながら、なかなか見学をする機会がないため、すみよい今津の会で企画してもらえないかという要望が以前よりありました。
 昨年度は福岡バイオフードリサイクルセンター(元岡校区)の見学を21名が参加して実施しました。地元あるいは近辺の施設が見逃されているのだと改めて気付いたため、今年度は中田埋立場の見学を実施することとなりました。

 前半は研修室にて、中田埋立場で採用されている「福岡方式(準好気性埋立構造)」という処理方法の説明を受けました。

 昭和35年〜昭和45年(1960年〜1970年)頃は、日本全国の都心部を中心に工場設置や港湾開発のための大規模な埋立工事が始まりました。当初の埋立には福岡県や福岡市の行政は筑豊炭鉱跡の石炭ガラや山林開発の土砂やビル・家屋解体の産業廃棄物、破砕不燃物などを対象にしていました。

 しかし、廃棄物が不足した為に、廃棄物の基準が曖昧になり、都道府県によっても差があるものの「何でもかんでも捨てた」と地元の人の証言があるように、ゴミ投棄場になり石炭ガラから出る鉛・ヒ素や、生ゴミから出るメタンガスなどが大量に発生し、ある県では夜中にゴミ捨て場から火が出ているなど大きな公害問題になり、昭和50年代(1980年代)以降は、福岡市でもその対策に追われました。その後、いろいろな経過を経て福岡市と福岡大学が共同で埋め立て場をゴミ投棄場から浄化場に変えれないかという研究が積み上げられて、現在の「好気性埋立」(埋め立ての底にパイプを通し、空気を送り込んで幾重かの廃棄物の層に空気を入れてメタンガスや硫化ガスなどを浄化する埋め立て)に至っています。東南アジアやフランスなどでも注目されて、国際的にも広がっています。

 後半は、展望台から現地視察をしました。参加者の第一声は「ひろーい」でした。間近にみる中田埋立場はとても広く、福岡市西部地区から出たゴミの終着点になると感慨深いものがありましま。参加者の方から「埋め立て場が出来る前は、山と田んぼと畑だった」と言う声も出ていました。

 現在、中田埋立場では想定受入計画の50%をまだ超えていないため、清掃工場からの焼却灰や破砕不燃物の処理は当分は継続すると言うことでした。

 

以下参加者からの意見や感想です。

「処理した汚水は、海に垂れ流しではなく、校区内の処理場(三角池の近く)で再度処理され海に排出していることがわかった」

「大原町内会と環境局との連絡会議が年に2回行われ、埋め立て事業の報告や水質検査、メタンガスの発生状況等の報告が行われている」

 

 今後もすみよい今津を作るために、広報、まち育て、自然保護の活動の活動を続けてまいります。

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