誓願寺で火渡り護摩行が行われました

11月16日(日)、誓願寺で恒例の「火渡り護摩行」が執り行われました。今年は創建850年の節目でもあり、境内にはお経やほら貝、太鼓の音が響き、厳かな雰囲気に包まれました。

燃え残る炭の上を裸足で進む火渡りには、多くの参拝者が願いを込めて参加。地元の小学生ソフトボールチームも安全祈願に訪れていました。今年で3回目の参加で、地域文化に触れる機会として毎年楽しみにしているそうです。

子どもたちからは「前より熱くなかった」「清められた気がする」「火の迫力がすごかった」などの声が聞かれました。

また今年は、境内に団子屋さんも参加し、参拝後に立ち寄る人で賑わいを見せました。地域のあたたかい交流の場として、より活気のある行事となりました。

糸島から新聞を見て訪れる方や、何十年も檀家として通い続けている方もおられ、「来ないといけないのではなく、自然と足が向く場所」と話していました。

誓願寺は地元はもちろん、遠方からも人が訪れる“憩いの場”。お寺を通じて人がつながる、温かい時間となりました。

 

 
誓願寺について(西区の宝ホームページより)

誓願寺は、1175年に当地の豪族・中原氏の娘の願いにより、臨済宗の開祖・栄西が招かれて創建された寺院です。

栄西は二度目の渡宋前に十数年間滞在し、多くの著述を行いました。「誓願寺孟蘭盆縁起」は国宝に指定されています。

寺には、呉越国から分与された「銭弘俶八万四千塔」や、元より伝わる「孔雀文沈金経箱」など、重要文化財が多数残されています。

毎年11月第3日曜日には、厄除け祈願祭として火渡り護摩行が行われています。

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