令和7年2月24日(月・祝)『24時間テレビ環境保護活動 in 福岡「生き物に優しい博多湾へ!アマモ場づくりプロジェクト」』のイベントの一環として、浜崎・州の崎の東側の海岸で海岸清掃とアマモを増やす取り組みが行われました。
2011年より日本テレビ『24時間テレビの環境保護活動』として、今津では環境学習と長浜海岸などで清掃が行われていましたが、2020年コロナの影響でイベントは中止になり、以降途絶えていました。しかし、2025年にイベントは『アマモ場づくり』がテーマとなり、今津に戻ってきました!
アマモは「海のゆりかご」とも言われる海草の一種で、小魚などの棲みかになるだけでなく、光合成により酸素を作るなど、海の生き物だけでなく地上の生き物にとっても大切な植物です。アマモがある海は豊かな漁場となります。しかし、今、沿岸域の開発や海の生態系の変化などにより、全国の海でアマモ場が減少しています。今津湾・浜崎も全国と同様にアマモが減っています。そこで、今津湾にアマモを増やそうというプロジェクトとなりました。
午前中は座学の授業。玄洋高校に集合し、玄洋高校ボランティア部の学生、すみよい今津をつくる会のメンバー、シーサイド病院の方々、九州大学の学生などが参加しました。
イベントの始まりは、今津自治協議会会長・神武会長より挨拶があり、歴史と自然を大切にする今津地区についてお話がありました。さらに、九州大学大学院 工学研究院 環境社会部門 准教授 清野聡子氏より「今津海岸の地形と海流、ゴミについて」、一般社団法人ふくおか FUN 代表 大神弘太朗氏より「アマモについて」、NPO 法人グリーンズ 理事 富永健太氏より「グリーンズ環境活動について」の講演がありました。
講演のあとは、アマモ団子を作りに挑戦。アマモ団子が出来上がったら、今津・浜崎へ移動しました。浜崎では、地元の方も参加していただき、ごみ拾いを行いました。砂に埋まり、一人では掘り起こすことも持ち上げることもできない大きなごみも協力して、回収することができました。
清掃が終えて、メインのアマモ団子を投げ入れです。今津湾でアマモが育ち、豊かな漁場が戻ってくることを願い、力いっぱい遠くに届くように投げました。
このイベントの様子のすでにYouTubeでみることができますが、4月24日に『24時間テレビ チャリティー・リポート』として、全国放送されます。ぜひ、ご覧ください。
番組名:24時間テレビ チャリティー・リポート
日 時:FBSエリアは4月12日(土)あさ4:55~5:00
日本テレビは4月13日(日)あさ5:55~06:15の「日テレアップDate!」内で放送

神武会長

アマモ団子作り

アマモ団子

青空のもと、アマモ団子を投げ入れ!
コメント