十一日祭りが行われました

1月13日、今津十一日祭りが行われました。あいにくの小雨模様でしたが、子供たちと青年は町内を元気いっぱい回りました。

今津地区の『十一日祭り』は各町内で作られたきらびやかな山車を子供たちが引き、神輿を若者が担ぎ、まさに新年に相応しい賑やかなお祭りです。かつて貿易港だった今津では正月十日に朝鮮から朝廷への貢物がされていました。大宰府の役人に検閲された後、十一日に山車に貢物を乗せ、岡・本町の4町内を曳きまわし披露するのが、習わしでした。これが、今に残る「十一日祭り」の始まりといわれています。
 現在は貢物の代わりに博多人形を乗せ、各戸を「祝うた、祝うた」と言いながら無礼講でまわり、酒や料理の振る舞いを受けます。子どもたちも山車歌を歌いながら、お菓子などをもらってまわります。

 日本各地の伝統的な祭りが継承者不足で消滅していると聞きます。少子高齢化が進む今津ですが、素晴らしい伝統文化をいつまでも継承してほしいものです。

 

登志神社出発前の風景☟

岡町と本町の山車☟

町内を回る神輿と山車  子供たちは「若い年のならわしごとに山車出して社前に 奉載だ 奉載だに出る子 矢櫓に矢射かけて 的矢の矢」と山車曳きの歌を囃し立てながら歌い町内を練り歩く

各戸では、大人には酒や料理を、子供たちにはお菓子で、おもてなしする☟

 

 

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