今津の神社・仏閣

 

熊野神社


浜崎浦の民家後方の高い場所にあり、浜崎の産神です。
紀伊国本社より迎え祀ったもので、寿福寺などの奉仕により安政3年頃(1856年)には、すでに合祀されていたといわれています。
 
住所:福岡県福岡市西区今津42

 

 

八大龍王神社


栄西禅師が中国渡航の折、暴風雨に会い、八大竜王の加護により、九死に一生を得て無事宿願を達した報恩の意味で当地に祀られています。江戸時代の『続風土記附録』などにも八大竜王が描かれています。
 
 海の安全祈願、雨乞い祈願の社として住民の信望が厚い。(今津小学校創立百年記念誌より)
 
住所:福岡県福岡市西区今津
祭神:竜族の王
創立:不明
リンク:福岡市 西区の宝 指定

 

 

白川稲荷大明神


「祈願すると不思議に捜していた物が見つかる」というお稲荷さん。
直接お参りできなかったときは白川稲荷の方向を向かって「出てきたらお礼に豆腐を供えます」と約束する。
親しみを込めて豆腐稲荷ともいわれます。
 
住所:福岡県福岡市西区今津字浜崎山327

 

正覚寺


浄土宗の寺
正覚寺は、今津漁港の漁師町の街並みの中にひっそりと伽藍を構えています。
本堂の祭壇の上に揚げられている掲げられている額の字は、糸島市深江の誓願寺大音院正覚寺の和尚の書といわれています。
 
住所:福岡県福岡市西区今津字浜崎山327

 

壽福寺


正確な歴史は分かっていませんが、西暦1200年以前に創建されたものと思われています。 当初は真言宗の寺院でしたが、1192~1196年頃に栄西禅師によって禅宗へと改宗され、現在に至っています。
 今津で唯一、独自のホームページを持っているお寺です。水子供養やペット供養なども取り扱っているそうです。 ホームページでは、水子供養の案内のところに「JR今宿駅まで送迎いたします」と書かれています。
 
宗派:臨済宗大徳寺派
山号:鷲峰山
住所:福岡県福岡市西区今津303
TEL:092-805-6155
リンク:寿福寺
 

 

四所神社


由緒
 筑前風土記によれば、村の東浜崎の民家の西に向かって四所大明神の社があり、此処は異国船が出入りしたところであったので、その鎮守の為に勧請されたと伝えられています。神功皇后三韓征伐の折り、海岸守護敵国降伏のため自ら八幡宮相殿に鎮座されたと伝えられています。
 地元では「潮の宮(しおのみや)」「四所宮(ししょぐう)」と呼ばれています。 この神社の前は、今津干潟が広がり、ちょうど神社の前あたりが「カブトガニの産卵の場」として知られています。 また、「ハマボウ」が自生していることでも知られ、自然豊かな場所としても絶好のポイントとなっております。
 
創立 不詳
境内神社
 事平神社 大己貴命、祟神天皇御雲
 稲荷神社 倉稲魂命
 恵比須神社 事代主命
 
御祭神
天照大神、住吉大神、八幡大神、春日大神
境内社
三社
祭礼日
正月11日 (十一日祭り)
7月29日、9月9日、9月28日
住所:福岡県福岡市西区今津139
リンク:福岡市 西区の宝 指定

 

登志神社


地元では「登志宮(としぐう)」と呼ばれることもあります。
登志の湊の産土神として、登志大明神と四所大明神が中世以来祀られていたといいます。
豊受姫大神はの平安時代初期に伊勢外宮から勧請したとされます。
 当社に伝わる人形芝居は良く知れ渡っており、県の無形民俗文化財に指定されています。 
看板には人形芝居はここで奉納されているように書かれていますが、駐車場がないことや雨天時に困ることなどから、現在は今津小学校の体育館で行われています。
 
創立: 不詳
祭神: 登志神社  豐受姫大神、中筒男命、姫大神
祭儀: 正月十一日、九月九日、九月二十八日
 
境内神社
 五十猛神社 五十猛命
 陰若神社  息長帶姫命
 稲荷神社  倉稻魂神、宇賀竜神、大己貴神
 志賀神社  上津綿津見神、中津綿津見神、底津綿津見神
 
 
住所:福岡県福岡市西区今津字尾ノ上1570
TEL:092-806-6241
リンク:福岡市 西区の宝 指定

 

誓願寺


この寺は、 筑前怡土(ちくぜんいと)・志摩(しま)両郡の荘園であった怡土荘の豪族 仲原(なかばら)氏の娘の発願(はつがん)で、安元元年1175に、渡宋のためこの地に赴いた 栄西(ようさい)(1141~1215)を招いて創建されました。
 
 日本の臨済宗の開祖である栄西は、比叡山で天台の協議を学び、二度の渡宋により臨済宗を伝え帰ったことで有名です。
 
 栄西は、二度目の渡宋の前、宋版一切経(そうはんいっさいきょう) の渡来を待って本寺に十数年間滞在し、その間に数々の著述を行いました。なかでも「誓願寺 盂蘭盆縁起(うらぼんえんぎ)」は、栄西筆の書として国宝に指定されています。
 
 この地、本寺には中国の呉越国(ごえつこく)907~978年から分与された「 銭弘俶八万四千塔(せんこうしゅくはちまんよんせんとう)」、元からもたらされた「 孔雀文沈金経箱(くじゃくもんちんきんきょうばこ)」など、対外交流を裏付けるものが多数伝えられています。これらは、いずれも国の重要文化財に指定されています。
 
 
文化財
国宝
 誓願寺 盂蘭盆縁起(うらぼんえんぎ)
   栄西筆治承二年七月十五日
   附 誓願寺建立縁起1巻
国指定文化財
 孔雀文沈金経箱
   延祐二年棟梁禅□杭州油局橋金家造の  銘あり
 紙本墨書
   法華経(開結共)10巻 元暦建久の奥書あり
   理趣経1巻、法華経1巻 (計12巻)
 銭弘俶八万四千塔  化字あり
県指定文化財
絹本著色十王図
木造薬師如来坐像
 
宗派:真言宗御室派
住所:福岡県福岡市西区今津851
TEL:092-806-2698
FAX:092-
リンク:福岡市 西区の宝 指定

 

勝福寺


1249年(建長元年)中国(宋)の僧蘭渓道隆(大覚禅師)の開山により創建されたと伝えられ、その後夢窓疎石の弟子である方外宏達によって中興された寺です。その後、足利氏などの帰依を得て寺運は隆盛しました。
文化財
国指定 重要文化財
絹本著色大覚禅師像 (けんぽんちゃくしょくだいかくぜんしぞう)
 
 附 絹本著色夢窓国師像 1幅
   郡元の賛あり
   絹本署色実山真禅師像1幅
   文安四年の賛あり
 
 
宗派:臨済宗大徳寺派
山号:竜起山
本尊:聖観音
住所:福岡県福岡市西区今津1722
TEL:092-806-2423
リンク:福岡市 西区の宝 指定

 

法教寺


『筑前國続風土記拾遺』巻之48 今津村并浦の項に「本村(町口)に在。真宗西本願寺直参也。慶長18(1611)年3月宗圓(第3世)と云僧木佛寺号を許さる。昔は塔堂二區(浄慶寺、大福寺也。浄慶寺は福岡に引大福寺は辺田村に引)(後略)」とあります。
 この浄慶寺とは真宗大谷派至徳山浄慶寺のことと思われます。同寺のホームページには元は今津にあった旨の記載があります。
 
 
宗派:浄土真宗本願寺派
住所:福岡県福岡市西区今津1798
TEL:092-806-2026

 

清教寺


『筑前國続風土記拾遺』巻之48 今津村并浦の項に「本村(町口)に在。真宗西本願寺直参也。法教寺と同しく宗善(圓)が開基なり。萬治4年(1661)卯月空傳(第4世)に寺号木佛を許さる。」とあります。
 
住所:福岡県福岡市西区今津4812
TEL:092-807-8431

 

白山神社


正保3年(1646年)現氏子区の大原地区が開拓された時、柑子岳の臼杵氏の慶城址の権現社と称するのを下寄りに移し、伊弉那美命を氏神として祀ったことにはじまります。
天保4年(1833年)2月、中腹の城山の東に移し、更に明治17年11月、風光明眉な字津舟に移しました。
八坂
祭神 伊邪那美尊・素戔男尊・稲田姫命・市杵島姫命
 
境内神社
 稲荷神社  宇賀魂神
 宮地嶽神社 宮地嶽大神
 塞神社
 老松神社
 大神宮
 庚申神社 猿田彦神
 
http://www.jinjatootera.com/data/5567
 
 
祭神 
伊邪那美尊・素戔男尊
稲田姫命・市杵島姫命
祭儀
4月13日
7月15日
9月8日
住所:福岡県福岡市西区今津4491

 

金千寺


1983年建立の新しいお寺である。江戸時代初期の八十一尊曼茶羅、不動明王像等もおまつりして有る。お釈迦様が悟りを開かれたときにその根元に坐られたという『印度菩提樹』や『栴檀葉の菩提樹』『仏手柑』等も植生している。
 
宗派:高野山真言宗
本尊:十一面千手千眼観世音菩薩
住所:福岡県福岡市西区今津3062
TEL:092-807-8523
FAX:092-517-6617