四所神社
由緒
筑前風土記によれば、村の東浜崎の民家の西に向かって四所大明神の社があり、此処は異国船が出入りしたところであったので、その鎮守の為に勧請されたと伝えられています。神功皇后三韓征伐の折り、海岸守護敵国降伏のため自ら八幡宮相殿に鎮座されたと伝えられています。
地元では「潮の宮(しおのみや)」「四所宮(ししょぐう)」と呼ばれています。 この神社の前は、今津干潟が広がり、ちょうど神社の前あたりが「カブトガニの産卵の場」として知られています。 また、「ハマボウ」が自生していることでも知られ、自然豊かな場所としても絶好のポイントとなっております。
創立 不詳
境内神社
事平神社 大己貴命、祟神天皇御雲
稲荷神社 倉稲魂命
恵比須神社 事代主命
御祭神
天照大神、住吉大神、八幡大神、春日大神
境内社
三社
祭礼日
正月11日 (十一日祭り)
7月29日、9月9日、9月28日
住所:福岡県福岡市西区今津139
リンク:福岡市 西区の宝 指定
登志神社
地元では「登志宮(としぐう)」と呼ばれることもあります。
登志の湊の産土神として、登志大明神と四所大明神が中世以来祀られていたといいます。
豊受姫大神はの平安時代初期に伊勢外宮から勧請したとされます。
当社に伝わる人形芝居は良く知れ渡っており、県の無形民俗文化財に指定されています。
看板には人形芝居はここで奉納されているように書かれていますが、駐車場がないことや雨天時に困ることなどから、現在は今津小学校の体育館で行われています。
創立: 不詳
祭神: 登志神社 豐受姫大神、中筒男命、姫大神
祭儀: 正月十一日、九月九日、九月二十八日
境内神社
五十猛神社 五十猛命
陰若神社 息長帶姫命
稲荷神社 倉稻魂神、宇賀竜神、大己貴神
志賀神社 上津綿津見神、中津綿津見神、底津綿津見神
住所:福岡県福岡市西区今津字尾ノ上1570
TEL:092-806-6241
リンク:福岡市 西区の宝 指定
誓願寺
この寺は、 筑前怡土(ちくぜんいと)・志摩(しま)両郡の荘園であった怡土荘の豪族 仲原(なかばら)氏の娘の発願(はつがん)で、安元元年1175に、渡宋のためこの地に赴いた 栄西(ようさい)(1141~1215)を招いて創建されました。
日本の臨済宗の開祖である栄西は、比叡山で天台の協議を学び、二度の渡宋により臨済宗を伝え帰ったことで有名です。
栄西は、二度目の渡宋の前、宋版一切経(そうはんいっさいきょう) の渡来を待って本寺に十数年間滞在し、その間に数々の著述を行いました。なかでも「誓願寺 盂蘭盆縁起(うらぼんえんぎ)」は、栄西筆の書として国宝に指定されています。
この地、本寺には中国の呉越国(ごえつこく)907~978年から分与された「 銭弘俶八万四千塔(せんこうしゅくはちまんよんせんとう)」、元からもたらされた「 孔雀文沈金経箱(くじゃくもんちんきんきょうばこ)」など、対外交流を裏付けるものが多数伝えられています。これらは、いずれも国の重要文化財に指定されています。
文化財
国宝
誓願寺 盂蘭盆縁起(うらぼんえんぎ)
栄西筆治承二年七月十五日
附 誓願寺建立縁起1巻
国指定文化財
孔雀文沈金経箱
延祐二年棟梁禅□杭州油局橋金家造の 銘あり
紙本墨書
法華経(開結共)10巻 元暦建久の奥書あり
理趣経1巻、法華経1巻 (計12巻)
銭弘俶八万四千塔 化字あり
県指定文化財
絹本著色十王図
木造薬師如来坐像
宗派:真言宗御室派
住所:福岡県福岡市西区今津851
TEL:092-806-2698
FAX:092-
リンク:福岡市 西区の宝 指定
白山神社
正保3年(1646年)現氏子区の大原地区が開拓された時、柑子岳の臼杵氏の慶城址の権現社と称するのを下寄りに移し、伊弉那美命を氏神として祀ったことにはじまります。
天保4年(1833年)2月、中腹の城山の東に移し、更に明治17年11月、風光明眉な字津舟に移しました。
八坂
祭神 伊邪那美尊・素戔男尊・稲田姫命・市杵島姫命
境内神社
稲荷神社 宇賀魂神
宮地嶽神社 宮地嶽大神
塞神社
老松神社
大神宮
庚申神社 猿田彦神
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祭神
伊邪那美尊・素戔男尊
稲田姫命・市杵島姫命
祭儀
4月13日
7月15日
9月8日
住所:福岡県福岡市西区今津4491